2週間もあれば人は別人のように変わることができる。その方法とは?
変わりたい変わりたいと思っていてもなかなかすぐに自分自身を変えることって難しいと思います。
ただ変わりたいと思うだけや、すぐに変化させることは確かに厳しいですが、
2週間忠実に変化させる方法をとれば、別人のように変わることができます。
実際にアメリカで行われたたった2週間の実験で変貌があったものがあるので紹介します。
今回紹介するのは、1971年にアメリカのスタンフォード大学で行われたスタンフォード監獄実験になります。
実験内容は、2週間大学内の模擬刑務所にて20人の男を約25万円(2週間)で雇い、
20人をそれぞれ「看守」と「囚人」に分けて
「看守」と「囚人」にちなんだ生活を決められた通りに2週間過ごしていくものでした。
実験も最初のうちは、お金も貰えるから、何気なく軽い気持ちで看守も囚人も過ごしていくのですが、
日にちがたつにつれて、決められた生活を忠実に過ごしていくと、看守は囚人に、囚人は看守に
腹を立てていくようにもなります。
過ごしていく中で、両者のできた小さな溝が大きな溝となり、たった2週間だったのに
最後には大きな問題にまで発展していきます。
実際にこのスタンフォード監獄実験を元にして作られた映画に「es」というのがあります。
2002年に日本で公開されたドイツ映画です。
実際の実験より変貌が強く作られていると思いますが、
人の変化していく過程には驚きを隠せない映画でした。
ちなみに2010年にアメリカ版のリメイク「エクスぺリメント」というのもあるそうです。
(アメリカ版は私は見ていないので、面白かったら教えてください。)
この実験・映画を通して言えることは、たった2週間ですが、
環境・立場・振る舞い全てを完全に変えきって演じること、なりきることによって、
人は変われることが分かります。
たった2週間ですが、今の生活と全く違うようにやりきれば効果は絶大です。
もちろん2週間なので、もとの生活に戻っていけば、徐々にもとの自分に返ってはしまうとおもいますが、
1ヶ月、1年・・・と長く続けていけば人は変化することができ、変化をもった新しい自分に完全になれることも可能だと思います。
私自身、この実験・映画「es」をみて、ここまで人は変わるんだと感心して見てしまいました。
変わりたい願望がある方、興味のある方は面白い映画なんでぜひみてみてくださいね!
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